オーディオミキシングを知る
オーディオミキシングとは
オーディオミキシングはマルチトラックでレコーディングされた音声を、ミキシングコンソールという機材を使って、それぞれのトラックの音量、音のバランスと配置などを調整する作業です。ミキシング後には1本、もしくは元のトラック数より少ない本数のトラックに音声がまとめられることから、トラックダウンとも呼ばれる作業です。楽曲を完成させるためには必須の作業で、ノイズを取り除いたり、ボーカルの音程を補正したりして、荒削りだった音声を整えていきます。また、ミキシングの段階でも楽曲にエフェクトを施します。
音楽の他、映画やテレビの制作でもミキシングは行われます。音楽のミキシングと異なる点は、動画とサウンドをミックスさせることです。動画の編集が終わった後に、ナレーションや残響音、効果音、BGMと合わせてミキシングします。
また、ライブミュージックのミキシングを行う、ライブサウンドミキシングもあります。ライブサウンドミキシングは、ミキシングコンソールやソフトウェアを使用して、ライブイベントにおける複数の音声をミックスする作業です。それぞれの音声は、イコライザーによりトーンが調整され、さらにエフェクト処理されます。ライブサウンドエンジニアは、そのイベントに適した方法で、オーディオのバランス調整を行います。
オーディオミキシング、どんな作業をするのか?
オーディオミキシングは、ミキシングコンソールやDAWソフトウェアを使用して楽曲を整える作業です。楽曲にはさまざまな楽器の音、ボーカルの音声などが含まれています。マルチトラックレコーダーの1本1本のトラックには、それぞれ別のパートが録音されていて、同時に再生すると曲として成り立つしくみになっています。しかし、素のまま再生しても音量やバランスがバラバラで、とても聴けたものではありません。そのため、音量やピッチ、バランスを修正し、リバーブなどのエフェクトをかけて楽曲を整えてあげるのです。
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